穴水を綴る
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穴水を綴る 2021.12.10

能登ワイン 営業担当 丸山敦史さん

能登ワインとは

能登産の葡萄をもちい、能登の風土をいかす。
能登ワインはそんな“能登のテロワール”が堪能できるワインを、2006年からつくりつづけているワイナリーです。

テロワールワイン

テロワールとは気候や地形や土壌といった葡萄畑を取り巻く環境すべて。
なかでも土壌については、養殖にともない排出された牡蠣殻をすきこみ、水はけ良好でミネラル豊富な石灰質土壌をつくっています。
穴水湾が近く、牡蠣が特産。だからこそできることですね。

ところどころに白い牡蠣殻がのぞく葡萄畑

そして、醸造はあくまでシンプル&ナチュラル。
ワイナリーによっては手をくわえて、毎年、均一な風味に仕上げるところもあるのですが、能登ワインでは手をくわえすぎず、葡萄の個性を活かしてその年ごとの風味に仕上げています。
造り手もテロワールのひとつ、そんなワインづくりがおこなわれているんです。

コンクールでも高評価を得た樽熟成「心の雫」

赤、白、スティル、スパークリングといろいろなワインがあるなかで、能登ワインビギナーはなにからトライするといいのか、営業担当の丸山敦史さんに質問したところ、「ロゼですね」という答えが返ってきました。
飲みやすいのはもちろん、コクがあってフルーティーという赤と白のいいとこどり。
透きとおったピンクカラーも美しく、目と舌を楽しませてくれます。

ロゼはお寿司など和食との相性も抜群

穴水町の気候にもっとも適した品種、ヤマソーヴィニヨンで仕込んだ「心の雫」がコンクールで受賞するなど、ますます注目される能登ワイン。
「今後は評価をさらに高め、協力農家を増やしたり、能登ワインや穴水町に来てもらうきっかけをつくったりして、地域経済の活性化につなげていきたいです」と丸山さん。
その言葉からは能登ワインと穴水町への熱い想いが伝わってきました。

「葡萄畑の風景も素晴らしいんです」と営業担当の丸山さん
能登ワイン

[住所]〒927-0006 石川県鳳珠郡穴水町字旭ケ丘り5番1
[電話]0768-58-1577
[営業時間]能登ワインギャラリー 9:00~17:00
[定休日]能登ワインギャラリー 12/31~1/2