穴水を綴る
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穴水を綴る 2021.12.10

狩女の会主宰 福岡富士子さん

狩女の広場とは

穴水町川尻の国道249号沿いに注目のスペースが誕生しました。
その名も「狩女(かりじょ)の広場」。
2018年に穴水町に移住した福岡富士子さんが、同じく穴水町に移住した仲間たちと運営するレンタルスペースです。

富士子さんの活動

“狩女”、つまり、ハンターとして、山で猟をしてきた富士子さん。
あるとき、害獣駆除された鹿や猪が捨てられてしまっている現実に直面し、「いのちを無駄にしないためなにかできないか」と考えるようになります。
そこで取り組みはじめたのが害獣駆除された鹿や猪の利活用。
主宰を務める「狩女の会」では、狩猟~解体~食肉加工・販売を、石川県エコ・リサイクル認定製品でもある「isica(イシカ)」ブランドでは、革製品の製作や革細工の教室をおこなっているのだそう。
そのほか、ジビエ利活用アドバイザーとして講演をおこなったり、農林水産省ジビエ利用拡大専門家チーム構成員として消費拡大をはかったり、YouTuberジビエふじことして動画を配信したり、幅広く活動しています。

ユニットショップの商品

「狩女の広場」にある富士子さんのユニットショップでは、「狩女の会」が手掛けたジビエカレー「Ka!Rijo(カリージョ)」、富士子さんがひとつひとつつくった「isica」の革製品にくわえ、 鹿・猪・熊の精肉や、穴水町のお店のパン、クッキー、コーヒーなどを販売。

ジビエを購入するときは調理法を聞いておくのがおすすめ
猪肉がはいった「Ka!Rijo」は中辛でコクがあるおいしさ
輪島の漆作家とコラボした「isica」のカードケース
狩女の広場のこれから

「狩女の広場」では、キッチンカーの営業やマルシェイベントの開催も。
チャレンジしやすいようレンタル料が手頃なのもうれしいですね。
「どんどん利用してもらって、穴水町のみなさんと移住者のみなさんの交流を育む場になれば」と富士子さん。
これから、どんなふれあいやにぎわいが生まれるのか、期待はふくらむばかりです。

エネルギッシュな富士子さん。話しているとこちらも元気に
狩女の広場

〒927-0008
石川県鳳珠郡穴水町川尻ろ62-2

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